今回の関西研修で、Cグループは西播磨を中心として、様々な場所に行きました。
特にSPring-8と西はりま天文台での体験が印象に残っています。
SPring-8の大和田さんが、講演の中で自分の生い立ちや、これまでについて語ってくださいましたが、まさかいまの職業につくとは思っていなかったと仰っていました。私は、1組の男子生徒のお礼の言葉にもあったように、研究者に対して「小さい頃からひとつのものを突き詰めていくもの」というイメージがありました。決して研究者に簡単になれると思っている訳ではありませんが、自分が思っている以上に選択肢は広いんだなということを再確認出来ました。文理選択について、好奇心だけで選択したことを少し後悔していたのですが、間違ってないと後押しされた気がして、頑張ろうと思えました。 西はりま天文台では、ブラックホールについての講演を聞いたり、「なゆた望遠鏡」という、人間が直接目で見ることの出来る望遠鏡の中で日本最大レベルの望遠鏡で天体観測をさせて頂きました。運のいいことに、最後尾に並んでいたから、M42星雲をじっくり観察することも出来ました。星をあんなに真剣に見たのは初めてでした。家にさえ望遠鏡がないのであんなに大きな望遠鏡で天体観測をすることは、私にとってはなかなかない体験でした。西はりまだけでなく、今回の関西研修の様々な体験ができたのもSSHの制度があってこそなので、恵まれた環境を最大限に活用できるように、環境に甘えず自分も努力していこうと感じることが出来る体験となりました。コロナで不安定な中、私たちのためにこのような機会を設けてくださり、本当にありがとうございました。
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